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- 2010/03/09の市況リアルタイムレポート
市況リアルタイムレポート
本日の市況レポートをリアルタイムでご紹介しています。
※本コメントは、為替に関する客観的情報の提供を目的に作成されています。最終的な投資の判断はご自身の判断でお願い致します。
<東京> 英国の経済指標に注目
前日のNY市場では、ポンドが売られる展開となった。英中銀による一段の金融緩和観測や英政局の先行き不透明感などが引き続き意識される中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだポンド売りが出た。ポンドドルは一時1.5031ドル、ポンド円は135.68円まで値を下げたほか、ユーロポンドは目先のストップロスを巻き込んで一時0.90726ポンドまで上昇した。一方、ドル円は小動き。欧州市場では、ユーロ円の下落につれて一時90.15円まで値を下げる場面があった。ただ、NY市場では90.30円前後を挟んだ小動きに終始した。ドル円の高値はアジア時間に付けた90.69円で1日の値幅は54銭程度だった。本日の東京市場では、9時1分に2月英BRC小売売上高調査、2月英RICS住宅価格、9時30分に2月豪NAB企業景況感指数、14時に1月景気動向指数速報が発表される。前日にポンドが売られた後だけに、英国の経済指標に注意したい。なお、米商品先物取引委員会が前週末に発表した2日時点の建玉報告によると、CMEの通貨先物市場で投機筋のポンド・ショートポジションは67549枚と1999年1月以来の水準となっている。一方、ドル円は動意の薄い展開が想定される。週後半に日米の重要指標を控える中、一目均衡表の雲に入り込んでおりテクニカル的にも方向感が出にくいだろう。
<欧州> 英貿易収支に注目
本日の東京市場では、ドル円は下値を探る動きとなった。朝方から上値の重い展開となったが、仲値後に本邦輸出筋からの売りが強まったことを受けて下げ足を速める動きとなった。ランチタイムには一時89.87円の安値まで売られている。市場では「目先のロングを投げる動きがあった一方、89円台を拾う動きもみられた」ことで、その後は90.00円を挟んだもみ合いが続いている。一部参加者からは「週末の米雇用統計直前のレベルである89.55-60円が目先下押しの目処」との声も聞かれている。ただ、断続的に本邦勢の売りが出ていることもあり、3月期末に向けた実需の売りが戻りを鈍いものとしている。欧州市場では、16時45分に1月仏貿易収支が発表される。17時15分には2月スイス消費者物価指数、18時30分には1月英貿易収支が予定されている。また、19時にはウェバー独連銀総裁が講演を行う。ユーロドルは、アジア時間午後に入って、日経平均やダウ先物が下げ幅を縮める動きにつれて一時1.3636ドルの高値まで値を戻したものの、1.36ドル台後半から1.37ドル台にかけての戻り売り意欲の強さが意識され、再び下値を試す展開となった。ただ、昨日安値の1.3605ドルに面合わせした後は買い戻されている。
<NY> 米3年債入札に注目
本日の欧州市場ではユーロとポンドの売りが強まった。格付け会社フィッチが「ポルトガルの財政再建が不十分なら格付けを引き下げる可能性がある」「ユーロ圏にソブリン・デフォルトの可能性がある」などの見方を示すとユーロの売りが膨らみ、ユーロドルは1.3553ドル、ユーロ円は121.67円まで下げた。また、ポンドドルは1月英貿易収支が予想よりも弱い結果だったことや、フィッチが「英国の信用状況が悪化した」との見解を示したことなどが重しとなり1.4939ドルまで下げる場面があった。ニューヨーク市場では経済指標の発表はないものの、10日3時に米3年債の入札がある。ドル円と米金利の相関性は高いため入札後の米金利の動きに注意が必要だろう。その他、ギリシャのパパンドレウ首相が、オバマ米大統領やガイトナー米財務長官と会談を行う予定となっている。「米国に出来ることはない」との冷めた見方もあるが、会談後の発言には注目したい。ドル円に関しては「先週末の米雇用統計発表前の水準89.55−60円が下値目処」との見方があったほか、一目均衡表の転換線89.41円や雲下限89.30円などがサポートとして意識されているようだ。
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